24週間が経ちました。

 

 

 ベルリンに来てから24週間が経ちました。今週は語学学校が全くない週だったので暇な時間が多かったのですが、その間にも友人とお茶、一人でベルリンの壁を見に行ったり市民学校の登録に行ったりとぽつぽつすることはありました。市民学校ではドイツ語でBeraterと相談しながら授業を決めなければならなかったので、自分の取りたい授業やこれまでどのレベルまで勉強してきたか、文法はわかっても会話する能力がないことなど自分の現状を猛烈な勢いで話し、自分の取ろうとしていた授業に加えてBeraterのおすすめの授業、二つを登録することに成功しました。この行為はなかなか達成感もあったし今後これでドイツにいなければならない理由が出来た、と思って安心しました。

 

 その安心していたのも束の間。私は語学学生ビザでドイツに来ているのですが、言われてみれば納得、市民学校に通うといってもビザを取る際に提示した語学学校はキャンセルしてこれ以上通わなくなるのでどうやら新しく語学学生ビザを取り直す必要性が出てきました。

 

 せっかく4月末にビザ、しかも語学学校は12月までなのに面倒なのか来年の4月までの1年分のビザをもらっていたにもかかわらずまた一から書類をそろえて外国人局の予約を取りビザ申請をしなければならない。きっとまた56ユーロ取られるだろうし。そのことを考えていたらいてもたってもいられず、ネットで検索しまくったのですがほとんど情報はなし。正確に言えば日本語だと。多分海外に語学学生ビザで留学する人が少ない上にドイツだとなおさら情報はないです、まったくない。

 

 出てくるのはアメリカやカナダ、オーストラリアなど留学先の主要な国ばかりで、それによると移民局に届け出る必要がある、と書いてあったり即刻帰国しなければならない、とか私のことを不安にさせるような文言ばかり目に飛び込んできます。ドイツはワーホリか大学生ビザで来ている人が多く、よく考えてみたら周りで私費留学していた子たちもその2つの内のどちらかでした。

 

 語学学校の授業をキャンセルしたのは9月から12月分なので8月は在籍しているということにもなり、8月中に強制送還になる危険性はあまりないようにも思われますが、9月以降のことがどうなるかわからないし何より不安のまま残りの8月を過ごしたくないので、日本人のコンサルタントの方に数名意見を聞きつつ外国人局の予約と戦っています。

 

 本当にドイツの留学って情報が少ない、、公用語がドイツ語だし相対的に行く人が少ないのはわかるのですが、こういう時痛く感じます。それに私も留学行く前にワーホリという選択肢を知っていたら多分ワーホリを選んでいたと思います。ワーホリビザなら語学学校に通う必要もないしベルリン以外に引っ越すことも出来る。それにたいして語学学生ビザはただ語学学校に通って勉強するために滞在を許可されたビザだから、語学学校へ通うことは必須だし今日初めて知ったのですが、もし他の都市に引っ越すならばそこでまたビザを取らなければならないらしいです。

 

 私も、今の家は退去する3か月前に大家さんに通知して、そこから退去までの3か月分は家賃を払わなければならないので8月中に、退去すると通知すれば私が好んでやまないウィーンにも住めるかもしれない!語学学校もないんだし!と、引っ越しをほんの少し考えていたのですが先ほどの件を読んで最後までこの家にお世話になることが決定しました。というか、どちらにしてもウィーンは住める家がないので無理な話だったのですが。

 

 色んな日本人の方に意見を聞くつもりですが、外国人局に出向いてドイツ人から教えてもらったほうが手っ取り早いし安心なので今はとにかく取れなさすぎる外国人局の予約と戦おうと思います。このブログを見た方で語学学生ビザを視野に入れている方がいましたら、あまりおすすめしないです。私のように途中で学校を変更するなんてイレギュラーが起きなければ平気だとは思うのですが、あまり潰しがきかないビザなので私はワーホリビザを断然勧めたいです。

 

 環境を変えることは日本でも面倒がつきものだけど、外国だとなおさらですなあ。なんせ滞在できるか強制帰還かの二択が待ち受けているし。日本だったらちょっとしくじったところで自分の滞在、というか生活が脅かされることはないからね。海外こわ。