20週間が経ちました。

 

 

 ベルリンに着てから20週間が経ちました。前回の日記でも書いたように、今週というか7月に入ってからしんどいと感じることが増え、語学学校を初めて欠席しました。この留学期間中、語学学校は休まない!と決意して今まで5か月間一度も欠席することなく通っていたのですが、先週は体の調子がおかしくなってしまい休んでしまいました。

 

 語学留学に来ているので、その根本である語学学校を休むことは私の中ではかなりタブーだったのでかなり罪悪感があったけれど、今休まなかったら体の状況は何も変わらんし、さぼって家でダラダラするわけでなく近所を散歩して体と脳を日々の緊張から解放するために休むのだ、これは必要な休暇であると言い聞かせました。

 

 実際に、その日の朝は頭がぼんやりして思考が働かず、ベットから起き上がるのも一苦労。体温も34,1度という低体温を記録しておりました。このまま自分の体温が下がり続けて死んでしまうのではないだろうか、と本気で不安になりました。高熱ならば薬を飲んで寝ていればたいていは治ると思うのですが、低体温ってどうしたらいいのか治療法が全く浮かばずに、検索しても運動不足だったり朝に白湯を飲む、など習慣的な対処法しか出てこなかったので、すぐに治さなきゃいけない、と思っていた私はとても焦っていました。

 

 7月はベルリンの天気がずっと優れなくて、夏なのにヒートテックやセーターを着て学校に通ったし、太陽が出ず心がいつもどんよりしていました。

 

 私の低体温はストレスが原因だったようで、語学学校を休んで1日たくさん歩き回った次の日からは体温が徐々に平熱に戻りつつあり、ブダペストという南国の地に旅行に行ってそこで太陽の光を浴びまくったおかげで、心の健康を取り戻しました。

 

 あの時学校を休んでいなかったら、ブダペストに行けなかったかもしれないし、ブダペストに行っていなかったら今の私の心の軽さはなかったと思います。学校を休んでしまった罪悪感が消えることはないけれど、人間には休むべき時があって体はきちんと信号を出してくれるし、人はそれを無視してはならないんだな、と学びました。

 

 今は心の健やかさを取り戻したので、今週また学校に頑張っていこうと思います。留学生活もまだまだ長いので、今回自分の体に起きたこととその時どう対処したかを忘れずにこれからも頑張っていこうと思います。