19週間が経ちました。

 

 

 ベルリンに来て19週間が経ちました。この日記は最後に自分の留学生活がどんなもんだったかをレポートちっくにまとめて一冊の冊子にして、今回私が留学するにあたって日本でもドイツに来てからも心に支えとなってくれている友人に渡すべく書いているものなので、以前に何を書いたかは今はまだ読み直しておりません。だし、恥ずかしくて自分の文章など読み返す勇気がない。なので、こいつまた同じこと言ってる...!と思っても、それが私のフレッシュな感情でもあるのでお許しください。

 

 今週はとてもつらい1週間でした。まず、週末が2週間立て続けに旅行で潰れてたっぷり休みを取ることが出来なかった。これはまあ、何を思って計画したかわかりませんが私のミス。だけどあのタイミングで行ってなかったら、フィンランドはその後天気が崩れまくっているし、ワルシャワだってあのメンバーで行けることはなかったので結果的には正しい選択だったと思います。

 

 そしてクラスが今月からB2に上がったのですが、これがなかなかにきつい。夏休みシーズンなのもあって相変わらず多国籍でアジア人がまさかの私しかいないという状態でクラスメートと休み時間に話したり討論の発言を聴くのは楽しいのですが、なんせ私のドイツ語力が全く追いついていない状態で、単語や使わなければいけないイディオム、授業内の発言など、周りと比べて圧倒的に少ないしB2のレベルになりきれていません。最近は授業に参加するのが苦痛に思えて、学校に行くのもしんどいし平日は呼吸が浅くなります。

 

 そもそも1か月ごとのテストを受けて基準をクリアすることで上のクラスに上がっていっているわけですが、人の語学力が1か月やそこらでレベル1つ上がるほど成長するはずがないよな、と冷静に考えて自分の逃げ道を発明してしまいました。そんなこと考えたところで何の意味もないしそんなことぐだぐだ言ってる暇があったら単語を覚えなさいよ、という声が聞こえてきます。その通りです。それに本当に自分のドイツ語力がクラスのレベルに見合っていないと言うのなら、素直にクラスを下げてもらうべきなんです。なのにそれをしないということは、もうこのままやるしかないし発言できなかろうと知らん単語が多かろうと何とか乗り切って自分のプライドを保つしかないんです。

 

 今クラスを下がれば、日本人と同じクラスになってしまうし、やっぱり日本人が自分以外誰もいない今の状況を大切にしたいしていうかそのために来たんだし、と、自分のちっさいプライドのおかげで何とか踏ん張れている状況です。

 

 これが正しいとかよくないとかはわからんけど、私はこの見栄っ張りな性格がなかったら今頃もっと下のクラスであぐらをかいていただろうし、語学のモチベは人それぞれで、それが私は見栄だったわけです。

 

 本当に今しんどくて日本に帰って家族に会いたくてたまらないのですが、こんな理由では情けなくて帰れないので私はまだまだベルリンで頑張ろうと思います。

 

 ドイツ語はしんどいけど楽しい言語だと思う。他の言語は知らん。