13週間経ちました。

 

 

 ベルリンに着てから13週間が経ちました。今週というか、昨日書くのをすっかり忘れて先週の話になるんですけど、先週はテストもありベルリンに来てからずっとお世話になっていた同室の方が引っ越されたのもあって気持ちも体も慌ただしい1週間でした。

 

 ベルリンに来たばかりの時、右も左も、何を食べたらいいかさえもわからないほど小心者でめんどくさがり屋の私に一からビザや閉鎖口座のことまで教えてくれた、とっても大切な人が引っ越してしまいました。思っていたよりも寂しくてダメージが大きいです。このアパートでもともと価値観や考え方、気が合う人がその人しかいなかったこともあって、今はわりと孤独も感じるしもっと同じ空間に一緒にいたかったなあ、と思う。まあ、ベルリンにいるしアパートからも近いので会いに行こうと思えば簡単に会えるけれど、やっぱり同じに家にいた時とはちがうなあ。

 

 私も次に同室になる方に色々と手助けできることがあれば積極的に教えてあげたい。

 

 ベルリンにいる日本人に曲者が多いことは事前に耳にしたことはあったけれど、それがここまで本当だとは、という感じです。ベルリンに限らず、海外に少し長く住んでいる日本人と話すと必ずと言っていいほど、日本かベルリンのどちらかを批判されることになります。ベルリンことが好きな人は日本を嫌うし、逆や日本もベルリンも嫌いだという人もいます。

 

 国と国を比較することは悪いことではないし、実際に住んでいるからこそ肌で感じることもたくさんあってそれを言うのは勝手だと思う。けれど好き嫌いの主観を偉そうに語るのは違くない?と思ってしまう。ベルリンにも日本にも失礼やろ。

 

 そう、とても攻撃的なんです、彼らは。きっと海外に数年住んで日本のようにうまくいかないことがたくさんあって強くならざるをえなかったんだろうな、ただ強くなる方向性を間違えたんだろうな、と一人で勝手に思っている。日本よりも他人が自分のことを認めてくれる機会が減って自己を保つことも一苦労なのはわかるが、そこで尖ったらあかーーーん!!!と私は思っていて、幸いにも私のことを認めてくれたりほめてくれる人がいるから自分が消えてしまいそうな時はその人に話を聞いてもらってそれを防いでいます。

 

 海外に行くと言語の壁だったり思考力の低さだったり、周りと比べてしまってどんどん自分を自分で認めることが出来なくなります。私はそうです。ただ、そんな時に寄り添ってくれる人は必ず見つかると思うのでその人を大切にして、そうしたらその人が自分のことを大切にしてくれて尖らずに済みます。

 

 海外に留学で行くと日本人と付き合わないほうがいい、というのをよく目にするけれど自分のことを大切に思ってくれる人がいるならばそれは日本人であっても大事にすべきだと思います。

 

 ちょっとお腹が空いていてまとまりのない文になってしまったのですが、先週は特に日本人との付き合い方を考えた週だったのでこういう日記になりました。