2週間が経ちました。

 

 

 タイトルの通り、ベルリンに着て2週間が経ちました。とりあえず、生活する・生きるということに関しては慣れてきたような気がする。毎日食べるものやスーパーで買うもの、電車に乗って語学学校に通うこと、家に帰ってきてお風呂に入って寝ること、など、息をするための行為はサイクルが決まっているのでそろそろ余裕も出てきました。

 

 ドイツにはMilchreisという米があって、ドイツ人はこれを牛乳で甘く煮てデザートとして食べるらしいのですが、水で炊くと日本米と大差ありません。これをシェアハウスの住人に聞いた時は半信半疑だったけど、炊いて食べてみたらほんとに日本の米だった。私の舌が敏感で違いに気づかないのかもしれないけど、例え差があっても気付かないでいたいのであまり味わって食べないようにしている。けど食感とか粒の大きさはほんとに日本米と変わらない。

 

 日本からレトルトの米や赤飯を持ってきてはいたものの、賞味期限だってあるし重いからたくさんは持ってこれず、あれらがなくなった暁には私はドイツでパンだけを食べていくしかないんだ…と思っていたので、Milchreisのおかげでハッピーになりました。

 

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 後は、go asiaというアジアの食材が売っているスーパーにも行きました。日本食材も売っていると聞いて行ったものの、入って目につくのは韓国やら中国やらの食材で絶望しました。もう諦めて帰ろう、とした店の一番奥に日本コーナーがありました。あの時の感動と興奮は今のところベルリンの中で一番。

 

 私はそこで醤油やらめんつゆやらソースやらふりかけやらを一通り買って、ドイツでも最低限の日本の食事をとれるようにしました。この日を皮切りに、卵を焼けば醤油をかけて食べられるしご飯に飽きたらうどんを茹でてめんつゆで食べればいい、という心に余裕が生まれた。

 

 ドイツで日本の食材を買うと3倍の値段がすると聞いてはいたものの、それは本当でめちゃくちゃ割高だったけど私の心の潤いになったことを考えればどうってことはないな、と思った。(出資者は母だけど)

 

 生活面で心の余裕が出てきた私が今直面しているのは、ドイツ語勉強したくね〜!!!です。語学学校に行く時も、(行きたくないなあ行きたくないなあでも行かなくても家でやることないし仕方ない行くか…)という、母に知られたらただでは済まされないような心持ち。

 

 今も、明日か明後日の授業で日本を紹介するプレゼンをしなければいけなくて、それの準備をしたくないという気持ちからブログを書いて逃避している。

 

 心に余裕が生まれると、最低限以上の欲求が生まれてきて、私の勝負はここからだなあ、とぼんやり考えている。ドイツ語勉強したくないし旅行には行きたいし日本に帰って母に会いたい、というのが今の私の欲望。

 

 人間って上手くできてるなあ。