21週間が経ちました。

 

 

 ベルリンに着てから21週間が経ちました。今週のベルリンはめちゃくちゃ天気が良くて日差しも燦々と降り注ぎ、人口密度と教室の面積が釣り合っていない空間の蒸し暑さが舞い戻ってきました。6月は私が生きていくうえであんなにも太陽光が欠かせないものだとは知らなかったので、ガンガン照り付ける太陽に苛立つ毎日を過ごしていたけれど、今となっては「太陽ありがとう~~!!!」という気持ちしかありません。

 

 ドイツや他のヨーロッパが熱波40度とかいうニュースが日本でも話題になっているようで、友人や家族から大丈夫かとありがたいことに連絡をいただいたのですが、私はまったくもってこの日差しの下でわざわざ30分散歩したりいつもより遠回りして帰宅するほど、太陽光を全身で受け止めているので心配はございません。

 

 もちろん日焼けはしたくないのですが、今では太陽光を浴びることが嬉しくてたまらず、外に出た時日差しが強ければ強いほど心がウキウキしてしまいます。以前までは、夏になったら庭に全裸で寝転がって日光浴をしたり公園で体を焼いているドイツ人を見るたびに、何をあんなに必死になって日光を浴びているのか、と馬鹿にしていたのですが今となっては私も同じあちら側の人間になってしまいました。

 

 ドイツの夏から秋への移り変わりを体験したことがないのでわからないのですが、いわゆる夏というものがあっという間に終わってしまうのだろうなあ、と予測しています。すでに来週の天気予報を見ると23度まで下がったり、晴れマークは1日もなく雨だったり嵐だったりします。これで本当に夏が終わってしまったのかはわからないのですが、ドイツ、というかベルリンの夏はいつ終わってもおかしくないもので、いつ終わってもいいように太陽が出た日はみんな全力で夏を肌に焼き付けて体の中ではビタミンを生成しているのだな、と思いました。

 

 私はまだまだ低体温が完治しそうにないのですが、太陽が出ている間は何だかウキウキして外に出て太陽を浴びたくなります。そんな天気のいい1週間でした。

 

 テスト前にベットの上で食べるお気に入りのポテチのおいしさったらない。