「泣いちゃうかも」モーニング娘。

 

 

 かも かも かも かも

 

 何も知らない人が見たら鴨が4匹並んでいるようにしか見えないこの字面。これはモーニング娘。が2009年2月に発売した38枚目のシングル、「泣いちゃうかも」の歌詞の出だしである。作詞作曲はもちろんつんくさん。

 

 この曲に特別な思い入れがあるわけではないが、なぜか今日一日ずっと頭から離れないためこのブログの最初のページに刻まれることとなった。

 

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 曲の中身を語る前に、まず私はこの当時の高橋愛ちゃんの髪型、髪の艶に見入ってしまった。私は°C-uteからハロプロの世界にハマっていったので、モーニング娘。のプラチナ期にたどり着くまでに相当時間がかかったし、何よりプラチナ期のボス感に圧倒されてしまい直視出来なかった。

 

 私の知る高橋さんは、金髪でボーイッシュでケバい、というかなり失礼で偏ったイメージで固められたものだったため、勝手にギャップ萌えを起こしていたのだと思う。

 

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(私がイメージしていた高橋さん)

 

 なので、この曲を本当に泣いちゃいそうな表情で歌う高橋さんの姿と髪の毛のトゥルトゥルさに目が離せなくなってしまった。何でアイドルって髪がつやつやなんだろう。すごい。

 

 そんな高橋さん率いるモーニング娘。が歌う「泣いちゃうかも」、中身は主人公のマリコが恋人に自分から別れを切り出してお別れすべきか、知らん顔でこのままの関係でいようか自問自答しているといったもの。

 

 私が注目したいのは、1番の歌詞の「お祈りをしたけれど」の部分。ここってどんなお祈りをしたんだろう。

 

・彼の気持ちが自分に戻ってきますように

・彼が私に嘘を吐かなくなりますように

・このままの関係がずっと続きますように

 

 など、多分これ以外にも色んな考えがあると思うし色々考えたくなるようなつんくさんの歌詞が本当に本当に好き。お祈りをする、という現代の女の子とは少しちがった一世代前のちょっとメルヘンちっくな女の子像がまた琴線に触れる。「祈ってみたけど」とか「祈りを捧げる」とかじゃなくて「お祈りをしたけれど」って言い回しもさり気ない感じと女の子の健気さが出ていて、つんくさんっ…!!!(燃)となる。

 

 この曲の素晴らしいところはこの他にもリズムだったりメンバーの表情だったりとた〜〜くさんあると思うけれど、私が特に気になったところは高橋さんの髪と歌詞の「お祈りをしたけれど」です。私も留学先のドイツで何かあったらお祈りをしようと思う。

 

 眠い。

 

 

「泣いちゃうかも」モーニング娘。